「大阪府の文理学科を目指すなら、中学生のうちに何をしておけばいい?」
「塾には中1から通った方がいい?」
「英検2級は必要? 内申点はどれくらい取ればいい?」
文理学科を意識し始めると、気になることがたくさん出てきますよね。

わが家も、長男と次男の高校受験を通して、いろいろなことを考えてきました。
でも実は、長男は中1から文理学科を目指していたわけではありません。
中1・中2は進研ゼミを使いながら家庭学習を続け、中3になる春休みに塾へ入りました。
そこで初めて文理学科を勧められたんです。
当時の私は、本人が希望する近くの高校へ進学できればいいと思っていたので、「文理学科って何?」というところからのスタートでした。
そこから親子で学校を調べたり、模試を受けたり、
志望校について考えたりするようになりました。
振り返ってみると、
特別な受験対策よりも、中1・中2の頃から続けていた普段の学習が
大切だったように感じます。
この記事では、文理学科を目指す中学生が考えておきたいことを、
わが家の実体験を交えて紹介します。
※この記事は、わが家の経験と大阪府の公表資料をもとにまとめています。合格を保証する勉強法ではありません。入試制度は受験年度によって異なるため、最新の大阪府公式情報もご確認ください。
文理学科を目指すなら、中1・中2・中3で何をする?
まず、学年ごとに考えておきたいことを整理してみます。
| 学年 | 意識したいこと |
| 中1 | 中学校生活に慣れる・授業や提出物・家庭学習の習慣 |
| 中2 | 苦手科目の確認・定期テスト・高校について少しずつ知る |
| 中3 | 模試・志望校選び・説明会・必要に応じた学習方法の見直し |
これは「文理学科に合格するための決まったスケジュール」ではありません。
実際、長男が文理学科を意識したのは中3になってからです。
ただ、後から振り返ると、中1・中2で取り組んできたことが、
中3で進路を考えるときの土台になっていたように思います。
中1|学校生活と家庭学習の習慣を大切に
中学校に入ると、小学校とは生活が大きく変わります。
教科ごとに先生が変わり、定期テストが始まり、部活動もあります。
長男も運動部で活動しながら、中学校生活を送っていました。
この頃は、まだ文理学科を目指していたわけではありません。
学校の宿題、授業の復習、定期テストの勉強。
そうした普段の学習が中心でした。
わが家では進研ゼミも利用していましたが、何より大切だったのは、
家で勉強することが特別なことではなかったことだと思っています。
中2|苦手なところを残さないことを意識
中2になると、勉強内容も少しずつ難しくなります。
英語や数学など、前の学年で習った内容が分かっていないと、その先で困ることもあります。
だからこそ、定期テストの点数だけでなく、
どこが分かっていないのかを確認することも大切だと思います。
わが家では引き続き家庭学習が中心でした。
この頃から少しずつ高校の話も出るようになりましたが、
まだ志望校をひとつに決めていたわけではありません。
高校について早くから調べる家庭もあれば、中3になって具体的に考える家庭もあります。
大切なのは、子ども本人がどんな高校生活を送りたいのか、
少しずつ考えられることなのかなと思います。
中3|今の学力を知り、進路を具体的に考える
長男は中3になる春休みに塾へ入りました。
きっかけは、勉強を続ける中で、自分の力だけでは難しいと感じるようになったこと。
本人が友達に通っている塾を聞き、塾へ行くことになりました。
最初に受講したのは英語です。
その後、必要に応じて数学や国語も追加しました。
そして塾で文理学科を勧められ、志望校について具体的に考えるようになりました。
中3になると、模試や学校説明会など、判断するための情報も増えていきます。
それらを利用しながら、本人に合う学校を探していきました。
内申点は中1から意識しておきたい
大阪府公立高校の入試では、学力検査だけでなく、調査書の評定も選抜に使われます。
そのため、中3になってから頑張ればいい、というわけではありません。
ただし、「オール4なら合格できる」「オール5でないと難しい」といった、
一律の合格ラインがあるわけでもありません。
わが家で意識していたのは、特別な内申対策というより、普段の学校生活です。
- 授業を大切にする
- 提出物を期限までに出す
- 定期テストに向けて準備する
- 苦手な教科も後回しにしすぎない
当たり前に見えることですが、中学校の3年間を通して続けるのは簡単ではありません。
また、内申点のためだけに学校生活を送るのも違うと思っています。
授業で学ぶこと、課題に取り組むこと、学校生活を大切にすること。
その積み重ねが、結果として高校受験にもつながるのではないでしょうか。
大阪府の内申点の計算方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
定期テスト前、長男がよく言っていた「問題出して!」
長男は中1・中2の間、塾には通っていませんでした。
主な学習方法は進研ゼミと、学校の教科書やプリントを使った家庭学習です。
定期テストの1か月ほど前から、英単語や漢字、数学、暗記科目などを
少しずつ進めることが多かったです。
そしてテスト前になると、
「このプリントから問題出して!」
と、学校のプリントを持ってくることがありました。
私が問題を読み上げて、長男が答える。
本当に、それだけです。
でも、長男は楽しそうに答えていました。
当時まだ小さかった弟と妹も、その様子を見ていたからでしょうか。
後になって、同じように「問題出して!」とプリントを持ってくるようになりました。
特別な教材を作ったわけでも、私が勉強を教えたわけでもありません。
子どもが覚えたことを確認したいときに、少し付き合う。
わが家では、そんな関わり方をしていました。
今振り返ると、親が何でも教えようとしなくても、できることはあるんだなと思います。
文理学科を目指すなら、塾はいつから?
文理学科を目指す家庭にとって、塾選びも悩みのひとつだと思います。
「中1から塾へ行かないと遅い?」
「中3からでは間に合わない?」
そんな不安もありますよね。
でも、わが家の長男は中1・中2では塾に通わず、中3になる春休みから通い始めました。
一方で、早くから塾に通い、学習のペースを作る子もいると思います。
どちらが正解ということではありません。
大切なのは、今の勉強方法で本人が困っていないかということだと思います。
家庭学習で進められているなら、その方法を続けてもいい。
分からないところが増えてきたり、勉強の進め方に迷ったりするなら、塾という選択肢を考えてもいい。
わが家も、本人が必要だと感じたタイミングで学習方法を変えました。
👉高校受験は塾なしでもできる?家庭学習から塾へ変えた体験談
中1・中2の家庭学習に進研ゼミを使っていました
わが家では、長男が小学生の頃から進研ゼミを利用していました。
中学生になってからも、中1・中2では進研ゼミを使いながら家庭学習を続けました。
ただ、進研ゼミを使ったから文理学科に合格できた、ということではありません。
学校の授業や宿題、定期テストへの準備など、いろいろな積み重ねがありました。
また、中3からは塾へ切り替えています。
わが家にとって進研ゼミは、必要な時期に選んできた学習方法のひとつでした。
通信教育には、自宅で取り組みやすいというよさがあります。
一方で、自分で進めるのが難しい子には、声かけや学習管理などのサポートが
必要になることもあると思います。
塾と通信教育、どちらが優れているということではなく、
子どもの性格や学習状況に合わせて考えたいですね(*´▽`*)
通信教育を比較して考えたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
模試は合否の判定だけで見ない
中3になると、模試を受ける機会も増えます。
親としては、どうしてもA判定、B判定、C判定といった結果が気になりますよね。
私も気になりました。
でも、模試の判定は、その時点での学力や志望校との距離を考えるための材料のひとつです。
わが家では、判定だけではなく、苦手な単元やこれから必要な勉強についても考えていました。
模試の結果がよかったからといって安心しきる必要もなければ、
思うような結果でなかったからといって、すぐに志望校を諦める必要もないと思います。
本人と塾の先生が結果を見ながら、次に何をするか考える。
親は、そのやり取りを必要以上に急かさず見守る。
そんな関わり方を意識していました。
英検2級は必要?わが家は取得できませんでした
大阪府公立高校入試では、英語資格を活用する制度があります。
そのため、文理学科を目指すなら英検2級を取得しておいた方がいいのか、
悩む家庭も多いと思います。
わが家では、長男も次男も、中学生のうちに英検2級には届きませんでした。
もちろん、取得できれば選択肢が広がる場面もあると思います。
でも、中3になると、定期テストや模試、ほかの教科の受験勉強もあります。
英検の勉強にどれくらい時間を使うかは、本人の状況を見て考える必要があります。
わが家では塾の先生方の説明も聞きながら、高校受験の勉強とのバランスを考えました。
英検2級を取得することだけが目標にならないようにしたいですね。
なお、大阪府では2028年度入学者選抜から制度の変更が予定されています。英語資格の扱いも含め、必ず受験年度の公式情報を確認してください。
志望校は偏差値だけで決めない
文理学科を目指すとなると、偏差値や進学実績が気になると思います。
もちろん、学力に合った学校を考えるための大切な情報です。
でも、高校は合格することがゴールではありません。
入学してから3年間通う場所です。
わが家では、通学時間、学校の雰囲気、部活動、学校行事なども気にしていました。
同じ文理学科でも、それぞれの高校には違いがあります。
「文理学科ならどこでもいい」ではなく、「この学校に通いたい」と本人が思えるかどうか。
それも大切にしてほしいと思います。
学校説明会や見学会では、資料だけでは分からないことが見えてくる場合もあります。
👉大阪府公立高校の選び方|偏差値だけで決めない7つのポイント
親にできることは、選択肢を一緒に調べること
高校受験では、親もいろいろなことを考えます。
どの高校を受験するのか。
塾に通うのか。
通学にどれくらい時間がかかるのか。
教育費はどれくらい必要なのか。
わが家でも、学校説明会の日程を調べたり、通学時間を確認したり、
塾や模試の情報を集めたりしました。
でも、「この学校にしなさい」と決めることはしませんでした。
実際にその高校へ3年間通うのは、子ども本人です。
親ができるのは、選択肢を調べて、一緒に考えること。
「こんな学校もあるよ」
「ここなら通えそうだね」
「実際に見に行ってみる?」
そんなふうに、本人が考えるための材料を用意することだと思っています。
親の方が情報をたくさん持っていることもあります。
でも、情報を伝えることと、進路を決めてしまうことは違います。
私は、最後は本人が納得して決められることを大切にしたいと思っています。
文理学科を目指すことだけが、中学校生活ではない
高校受験が近づくと、どうしても「合格するために何をするか」が中心になりがちです。
でも、中学生には勉強以外にも大切な時間があります。
部活動、友達との時間、学校行事、家族と過ごす時間。
長男も中学校では運動部に所属していました。
わが家では、中学校の3年間を受験のためだけの時間にはしたくないと思っていました。
もちろん、勉強も大切です。
でも、好きなことを楽しんだり、友達と過ごしたりする時間も、
その子にとって大切な経験だと思います。
文理学科を目指すことと、中学校生活を楽しむこと。
どちらかひとつを選ばなければいけないわけではありません。
その子なりのバランスを考えながら過ごせたらいいですね。
まとめ|文理学科を目指すなら、今できることを少しずつ
「文理学科を目指すなら、中学生のうちに何をすればいい?」
そう聞かれたら、
私は、特別なことをひとつするより、
今できることを少しずつ積み重ねることが大切だと答えると思います。
中1では、学校生活に慣れ、家庭学習の習慣をつける。
中2では、普段の勉強を続けながら、苦手なところを確認する。
中3では、模試や学校説明会なども利用しながら、進路を具体的に考える。
ただし、これはひとつの考え方であって、すべての子どもに当てはまる正解ではありません。
わが家の長男も、中1から文理学科を目指していたわけではありませんでした。
中1・中2は進研ゼミを使いながら家庭学習。
中3になる春休みに塾へ入り、そこで文理学科という選択肢を知りました。
親として振り返って思うのは、早くから進路を決めることよりも、
子どもが自分で考え、必要なときに学習方法を変えられることが大切だったということです。
塾でも、通信教育でも、家庭学習でも。
どれかひとつが正解ではありません。
子どもが今どんなことで困っているのか、何を目指したいのか。
それを一緒に考えながら、必要な選択肢を探していく。
わが家では、そんなふうに高校受験と向き合ってきました。
これから文理学科を目指すご家庭にとって、ひとつの参考になればうれしいです。
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参考資料


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