【はじめに:受験生を悩ませる「英検2級」の壁】
大阪府の公立高校、
特に文理学科を目指す受験生とその保護者にとって、
避けて通れないのが「英検2級」の話題です。
先日、高校1年生の次男が英検2級の2次試験(面接)を受験しました。
長男・次男の受験を通して、我が家でも何度も悩んできました。
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文理学科受験に英検2級は本当に必要?
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いつから対策を始めるべき?
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持っていないと入学後の授業についていけない?
今日は、我が家の兄弟が「英検2級なし」で文理学科に挑んだ
リアルな事情をまとめます。
1. 2026年現在|大阪府公立高校入試と英検の「読み替え制度」
まず、大阪府の入試制度をおさらいします☆
当日の試験でどれだけ英語が難化しても、
以下の点数が保証されるという強力な制度なんです!
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英検2級取得 → 英語の得点の80%(72点)を保証
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英検準1級取得 → 英語の得点の100%(90点満点)を保証4
我が家も
文理学科受験者(学校の偏差値によりますが…)の多くが
2級を取得して挑むとゆう情報を耳にし、
「持っていないと不利になるのでは?」と焦りました。
2. 【長男の場合】英検なしで文理学科へ
長男は中3の春時点で学年5位前後でした。
塾に入ってから慌てて、猛勉強し、3級と2級を同時受験しましたが、
結果は2級の1次試験で不合格。3級のみ合格となりました。
周りの友達が次々と取得していく中、
焦る私に塾の先生からの答えはこうでした。
「英検の勉強に割く時間はありません。本番の実力で80%以上取れる力をつけましょう」
結果、英検の優遇なしで受験し、
英語の点数は84点で、
無事に志望校へ合格することが
できました。
入学後に分かった現実は……
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クラスの英検2級以上保持者は約84.4%(令和5年度データ)
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準1級保持者や帰国子女も多数
それでも、「当日実力で勝負できる力」をつけていたため、
入学後の授業では困ることは全くなかったそうです。
3. 【次男の場合】ギリギリまで挑戦して見えたもの
次男は中3の冬、何度も英検2級の試験を経て、
最後のチャンスとしてS-CBT(パソコン受験)に挑みました。
結果は惜しくも10点足らずで2次試験、不合格。
2級取得は叶いませんでしたが、この挑戦で大きな収穫がありました。
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単語力が飛躍的に向上した
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スピーキングへの抵抗がなくなった
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英語が得意科目になった
入試当日の英語は保証の72点にはわずかに届きませんでしたが、
合格ラインを争うには十分な力がついていました。
【注意】中学生のS-CBT受験は慎重に!
次男が戸惑ったのは、S-CBT特有の「環境」でした。
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周囲の吹き込みの声が大きく、自分の声が聞こえにくい
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ヘッドセットを装着した独特の雰囲気に圧倒される

中学生が受けるなら、
「騒音環境での練習」や「模擬形式の体験」
が必須だと痛感しました。
4. 結論:英検2級は「必須」ではない
我が家の結論は、
「2級は強い武器になるが、絶対ではない」ということです。
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当日、実力で80%(72点)取れる力がある
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他教科とのバランスが取れている
この2点が揃っていれば、英検なしでも十分に戦えます。
理想的なスケジュール
でも、もし合格を目指すのなら、
以下の流れが理想的だと体感しています!
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中2までに3級取得
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中3春までに2級の1次試験レベルへ
- 中3の秋以降は、英検対策よりも「5教科の総合力」を上げる受験勉強を優先すべき
流れとしては受験に近づくにつれて、もちろん学校のテスト、模試が多くなってきます。
受験勉強も追い込み時期に入ってきますので、
なるべく早く始めることをオススメします。

長男、次男共に英検なしでの受験となりましたが、
あの時、合格していたら…との思いは消えないようです。
【まとめ:最後は「実力」がものを言う】
英検2級は持っていれば大きな「安心材料」になります。
しかし、次男のように取得に至らなくても、
そこまでの努力のプロセスは確実に高校での糧になります。
英検に振り回されすぎず、今の自分に必要な勉強を見極めること。
これから受験を迎える皆さんの選択が、最良のものになるよう応援しています!