はじめに:志望校選びに悩む保護者の方へ
新しく受験生になられた方や、早い段階で大阪文理学科を目指される方、
塾や学校の懇談で【文理学科】について深くご存じでしょうか?
受験界でよく聞く「文理学科」という言葉。
偏差値が高いのはわかるけれど、中身はどう違うの?
たくさんあるけど、どの学校を選べばいいの?
遠くてもトップ高校を受験すべきなのか?
など、疑問はつきないと思います。
わが家は 長男が文理学科から京都大学へ現役合格、次男も現在文理学科に在学中です。
2校に通った子供達をもつ、親から見た、リアルな文理学科をお伝えします!
文理学科って何?(基本のキ)
文理学科は2011年度に大阪府の公立高校に導入されました。
- GLHS(グローバル・リーダーズ・ハイスクール): 大阪府教育委員会から指定を受け、豊かな感性と幅広い教養を備えたリーダーの育成を目指しています。
- SSH / SGH への注力: 多くの学校がスーパーサイエンスハイスクールなどに指定されており、独自の「探究活動」や海外研修が充実しています。
- 入試難易度: 全て「C問題(発展的)」を採用しており、高い思考力が求められます。
- 進路実績: 卒業生の多くが、京都大学・大阪大学を中心とした旧帝国大学や難関国公立大学へ進学します。
大阪府公立高校 文理学科10校 一覧
偏差値は模試や年度により多少前後しますが、概ね以下の序列で安定しています。
- 北野高校(偏差値:76)
大阪不動のトップ校。京大合格者日本一を争う。文武両道の極み。
- 天王寺高校(偏差値:75)
「自由・自律」の校風。行事への熱量が凄まじく、勉強も遊びも全力。
- 三国ヶ丘高校(偏差値:74)
堺市の伝統校。SSH指定校。文武両道で部活動も盛ん。
- 茨木高校(偏差値:73)
自由な校風で知られ、体育祭などの行事が非常に盛り上がる。
- 大手前高校(偏差値:73)
伝統ある進学校。探求活動が盛んで、知的好奇心の強い生徒が多い。
- 高津高校(偏差値:71)
自主・自律を重んじる。私服登校が認められているなど自由度が高い。
- 豊中高校(偏差値:71)
探求活動に力を入れており、理数教育の設備やカリキュラムが充実。
- 四条畷高校(偏差値:70)
質実剛健な校風。落ち着いた環境で、学習と部活の両立を図る子が多い。
- 生野高校(偏差値:70)
南河内の伝統校。「至誠」を重んじ、真面目で粘り強い生徒が多い。
- 岸和田高校(偏差値:70)
泉州地域のトップ校。地域に根差した伝統と、高い進学実績を誇る。
ここが違う!親が感じた「文理学科」3つの特徴
- 勉強が「当たり前」の環境:学校全体として当たり前に高い目標を持ち、何事にも切磋琢磨している。
- 探究活動(課題研究)の充実:答えのない問いを自分で調べ、発表する授業が多いくとられており、これが大学受験の「記述力」や「面接」の土台になります。長男の学校ではディベートの大会?が行われていました!
- 行事への熱量がすさまじい: 「勉強だけ」に特化しているとゆうよりも、体育祭や文化祭、遠足でさえも全力投球なんです!
【本音】通わせて分かったメリット・デメリット
- メリット: 人生、一生モノの友人ができます。大学合格がゴールではなく、その先を見据えた指導を受けていました。学校の先生も同じく文理学科卒業生や、中には海外の大学を卒業されている先生もいらっしゃいました。文理学科を通ったことで人生において、見える世界が変わってくるのは確実です。
- デメリット(覚悟しておくこと): 中学でトップだった子が、周りの出来に驚く事が多々あります。入学後に「自分は普通だ」と気づき葛藤も経験します。(挫折を経験する強さを学ぶ事ができますよね)
向いている子・親ができるサポート
- 知的好奇心が強く、何事においても忙しさを自分なりに楽しめる子。
- 親は「成績に一喜一憂せず」というスタンスが一番重要!
【おわりに:文理学科は最高の通過点】
文理学科に入学したことによって、
周りの環境ももちろん変わり、子供達を見ていて、
ここが人生の分岐点だったんだなとつくづく思います。
入学してからは、長男次男共にお友達の話をたくさん聞きました。
大阪府の広域で、この学校に行かなければ出会わなかった人達です。
長男、次男ともに声を揃えて話すのは、
『みんなが優しい』でした。
そんな環境で、同じ目標に向かい、学業と集団生活を共にできることが
母としては本当に嬉しかったです。
文理学科に期待することは、勉強だけではないんです。
大学2回生にあがる長男を見ていると、
高校時代の友達は、ただの友達ではなく、【同志】なんです。
勉強だけではなく、学校の行事1つ1つをすごく大事にしており、
すべてが、頑張った思い出ばかりだと思います。
文理学科合格はゴールではなく、
素晴らしい仲間と出会うためのチケットだと私は思います!!
迷っているなら、文化祭や体育祭、説明会等で
ぜひ一度学校の雰囲気を見に行くことをオススメします(^^)/
▶【新高1・保護者必見】合格から入学式までに親が準備すべきこと」
▶「文理学科合格のために、我が家がかけた教育費の総額はこちら」