長男が京都大学に進学してから、
「小さいころから勉強させてたん?」
「やっぱり幼児教育とかしてた?」
と聞かれることがあります。
でも、振り返ってみると……
わが家は、幼児期から特別な英才教育をしていたわけではありません。
小さいころからずっと塾に通っていたわけでもありません。
だからといって、
「英才教育をしなかったから京大に行けた」
と思っているわけでもありません。
子どもの進路は、そんなに単純なものではないと思っています。
本人の努力。
性格。
学校や先生との出会い。
友達。
そのときの環境。
いろいろなものが重なって、今があるんだと思います。

ただ、3人の子育てを振り返ってみると、
「これだけは、わが家でずっと大切にしてきたかも」
と思うことがいくつかあります。
私は教育の専門家でもありません。
高卒ママです。
そんな私が、長男が京大生になった今、わが家の子育てをちょっと振り返ってみたいと思います😊
「京大に入れる子育て」をしていたわけじゃない
最初に、これは書いておきたいと思います。
わが家は、
「将来、京大に行かせよう!」
と思って子育てをしていたわけではありません。
もちろん、
「頭のいい子に育てたい」
「いい大学に行ってほしい」
と思ったことがまったくないと言えば嘘になります。
親なので。w
でも、小学生のころから大学を決めて、
そこから逆算して勉強させるようなことはしていませんでした。
長男が自分で京都大学を目指すようになったのは、ずっと後のことです。
だから私自身も、
まさか自分が「京大生の母」になるなんて思っていませんでした。
今でもたまに不思議です(笑)。
わが家が子育てで大切にしてきたこと
「勉強しなさい」を言いすぎない
これは、まったく言わなかったという意味ではありません。
もちろん言ったことはあります(笑)。
「宿題したん?」
「テスト大丈夫なん?」
なんて普通に聞いていました。
ただ、
親が毎日勉強を管理する
ということは、あまりしてきませんでした。
中学生になってからも、
「今日は○時間勉強しなさい」
「この問題集をここまでしなさい」
と親が細かく決めることは、わが家ではありませんでした。
その代わり、
「どうするん?」
「○○はどうしたい?」
と聞くことのほうが多かったように思います。
もちろん、これが長男には合っていた方法だったのかもしれません。
子どもの性格によっては、最初は一緒に計画を立てたほうが取り組みやすいこともあると思います。
「勉強しなさいと言わないことが正解」ではなく、その子にどこまで任せるか。
そこを見ながら考えてきました。
子どもの「好き」を一緒に楽しむ
勉強以上に、わが家でよくやっていたのがこれかもしれません。
子どもが好きなものに、
親も一緒に乗っかる。w
ゲームでも、
漫画でも、
テレビでも、
スポーツでも、
そのとき子どもが夢中になっているものを、
「そんなことしてないで勉強しなさい」
で終わらせるのではなく、
「それ、おもしろい?」
と聞いてみる。
子どもがうれしそうに話してくれたら、ずっと聞く。
私にはまったく分からないこともありました。w
それでも、
「へぇー、そうなんや!すごい!!」
と聞いていました。
今振り返ると、勉強そのものより、
「自分が好きなことを話せる」
という時間を大切にしていた気がします。
「目標は大きくていい」と伝えてきた
これは、高校選びの記事にも書いた、わが家でよくしていた話です。
子どもが、
「○○高校行きたいけど、厳しいかな……」
と言ったとき。
私はなるべく、
「目指すのは自由!自分の思った通りにしたらいい」
と言うようにしていました。
無理かどうかを親が先に決めなくてもいい。
やってみて、難しかったら、そのときまた考えればいい。
だから、
「自分が行きたいと思うなら、とことんやってみたら?」
と。
大学受験でも、基本的には同じでした。
もちろん、現実的な情報を調べることも必要です。
模試の結果も見る。
入試科目も調べる。
学費も考える。
でも、
「あなたには無理」
なんて言ったことはありません。
これも正解かどうかは分かりません。
ただ、わが家では大切にしてきたことのひとつです。
親が分からないことは、一緒に調べた
私は高卒です。
文理学科の高校についても、
大学受験の仕組みも、
最初から詳しかったわけではありません。
大阪の文理学科についても、
長男が中学3年生の春に「文理学科って何?」
から始まりました。w
内申点の計算。
学校ごとの違い。
大学の学部。
受験科目。
知らないことだらけ。
だから、
分からないことはとことん。調べる。
それだけでした。
親が全部教えられなくても、
「こんな高校あるみたい」
「一回一緒に見に行く?」
「これどういう意味?」
と、一緒に考えることはできます。
中2の夏には、長男と実際に電車に乗って、気になっていた高校まで行ったこともあります。
駅から学校まで歩いて、
「毎日ここ通えるかな?」
なんて話しました。
勉強を教えることはできなくても、
一緒に時間を過ごして、子供達の為にとことん、調べることなら、私にもできました。
最後に決めるのは本人
高校も。
大学も。
塾も。
私は、
最後は本人が決める
ことを大切にしてきました。
もちろん、何でも好きにしていいという意味ではありません。
お金のことなど、家庭として話さなければいけないこともあります。
選択肢を一緒に調べることもあります。
「こっちのほうがいいんちゃう?」
と私の意見を言ったこともあります。
でも最後は、
「○○はどうしたい?」
と聞く。
高校に毎日通うのも本人。
大学で勉強するのも本人。
だから、なるべく本人が納得して選んでほしいと思っていました。
塾に行かなかったわけではありません
ここも誤解のないように書いておきます。
「特別な英才教育はしなかった」と書くと、
「じゃあ、ずっと塾なしだったの?」
と思われるかもしれません。
そうではありません。
長男は高校受験のとき、中3になる春休みから塾に通いました。
必要だと思ったタイミングで、塾という選択肢を取り入れました。
だから私は、
「塾へ行かないほうがいい」
とも、
「早くから塾へ行ったほうがいい」
とも思っていません。
その子が今どんな状態なのか。
どんな目標があるのか。
家庭学習で進められているのか。
それを見ながら考えればいいと思っています。
👇わが家の塾については、こちらの記事に詳しく書いています
【大阪・文理学科】塾はいつから?中1・中2・中3で考えるタイミング

家庭学習も、通信教育も、選択肢のひとつ
今は勉強方法も本当にたくさんあります。
集団塾。
個別指導。
オンライン。
通信教育。
家庭学習。
どれが正解というものではなく、
その子が続けやすい方法を選ぶこと
が大切なのかなと思っています。
兄弟でも、合う方法は同じではありませんでした。
👇中学生の勉強方法については、こちら
中学生の勉強方法、どう選ぶ?塾・通信教育・家庭学習をわが子に合わせて考える

👇家庭学習や通信教育についてはこちら
高校受験は塾なしでもできる?家庭学習・通信教育という選択肢|わが家の体験談

「何をしたから京大に行けた?」と聞かれたら
これ、たぶん一番難しい質問です。
もし、
「何をしたから京大に行けたんですか?」
と聞かれたら……
正直、
「これです!」とは言えません。
英才教育をしなかったからでもない。
塾へ行く時期がよかったから、とも言い切れない。
私の子育てがよかったから、なんてもちろん言えません。
京都大学に合格できた一番大きな部分は、やっぱり本人が勉強したことだと思っています。
そのうえで親として何かあったとすれば、
子どもが「やってみたい」と言ったときに、
「やってみたら?」
と言える存在でいたこと。
分からないことがあったら一緒に調べること。
失敗しても、また次を考えること。
そのくらいだったのかもしれません。
高卒ママでも、できることはあった
長男の大学受験が近づくにつれて、
私には分からないことがどんどん増えていきました。
当たり前ですが、勉強の内容なんて、もう完全にお手上げです。
落ちているプリント、ノートを覗きましたが
何の勉強なのか、何を書いているのかも意味が分かりません。w
でも、
勉強を教えることだけが親の役割ではありませんでした。
学校について調べる。
受験日程を確認する。
必要なお金を考える。
食事を作る。
話を聞く。
そして、ときには何も言わずに見守る。
高卒の私にも、できることはありました。
このブログを「高卒ママ、京大生の母になる。」という名前にしたのも、
そんな経験を書いてみたいと思ったからです。
まとめ|特別なことより、わが家なりの関わり方
振り返ってみると、わが家は特別な英才教育をしてきた家庭ではありません。
だからといって、
「何もしなくても京大に行けた」
わけでもありません。
本人はもちろん、勉強していました。
悩んだこともありました。
塾を利用した時期もありました。
親子で進路について話したこともたくさん、たくさんあります。
今思うのは、
子育てにひとつの正解はない
ということ。
早くから学ぶ環境を整える家庭もある。
塾を利用する家庭もある。
家庭学習を中心にする家庭もある。
どれがいい、悪いではありません。
わが家は、
子どもがやりたいことを聞いて、そのとき必要なことを一緒に考える。
そんな子育てだったのかなと思います。
そして気づけば、
高卒ママだった私は、京大生の母になっていました。
……人生、分からんものですね。w
これから高校受験、大学受験を迎えるママに、
「こんな家庭もあったよ」
というひとつの体験談として届けばうれしいです😊
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