子どもへの最高のプレゼントは
「学ぶこと」かもしれない
子どもが小さい頃、
「誕生日のプレゼント、何が欲しい?」
と聞くと、
「おもちゃ!」
「ゲーム!」
「○○が欲しい!」
そんな答えが返ってきました。
そのときは、子どもが喜ぶものを一生懸命考えて、
いつもの笑顔が見たくて、欲しがっているものを買ってあげる。
一緒にお店へ行って選ぶ。
プレゼントを開けたときの、いつもの嬉しそうな顔を見る(^^)/
親にとっては、とても幸せな時間ですよね。
子供達が大きくなった今、
3人の子どもを育てきて、ふと思うことがあります。
子どもに贈れるプレゼントって、物だけじゃないのかも。。。
子どもの人生に長く残るプレゼントは、
「学ぶ力」なのかもしれない。
そんなことを、最近よく考えます。
子どもにプレゼントできるものは、年々少なくなってきています。
おもちゃも、
ゲームも、
洋服も、
そのときはもちろん嬉しかったはず。
でも、子どもが成長すると、使わなくなるものもあります。
お気に入りだったおもちゃも、いつの間にか遊ばなくなる。
あんなに欲しがっていたものも、数年後には見向きもしなくなる。
それは当たり前のことです。
子供にとっても、
物の価値は、時間とともに変わっていきます。
でも、幼少期から

一度身につけた「知る力」「考える力」「挑戦する力」は、なくなりません。
積みあがっていくものなのです。
「学ぶ」って、勉強だけじゃない。
ここでいう「学び」は、学校の勉強だけではありません。
本を読むこと。聞くこと。
知らない場所へ行くこと。興味をもつこと。
人の話を聞くこと。そして考えること。
失敗すること。また挑戦すること。
「どうして?」と考えること。
好きなことをとことん、調べること。
誰かと話して、自分とは違う考え方を知ること。
毎日が学びだと思います。
だから私は、
「勉強しなさい」だけが教育ではない
と思うようになりました。
高卒の私が、子どもの大学受験で感じたこと
私の最終学歴は高卒です。
大学受験について、詳しい知識があったわけではありません。
長男が大学受験をするときも、
「この勉強で大丈夫なのかな」
「親は何をしてあげればいいんだろう」
と分からないことばかりでした。
それでも、長男は高校で学び、考え、努力を重ねていきました。
そして、京都大学へ進学しました。
その姿を見ていて思ったことがあります。
親が子どもの人生を決めることはできない。
でも、
「学ぶ機会」を渡すことはできる。
そして、その先にどんな未来を選ぶかは、子ども自身が決めていくんです。
学びは「未来の選択肢」を増やしてくれる
私は、学歴がすべてだとは思っていません。
大学に行くことだけが正解でもありません。
子どもによって、向いている道は違います。
でも、
「知っている」
「考えられる」
「調べられる」
「やってみる」
という力があれば、将来何かを選ぶときの選択肢は増えると思っています。
知らなければ、選ぶことすらできないことがあります。
だからこそ、
子どもに学ぶ機会をプレゼントすることは、
未来の選択肢をプレゼントすることなのかもしれません。
3人の子ども、それぞれの「学び」
我が家には3人の子どもがいます。
同じ家で育っていても、3人とも全然違います。
好きなことも違う。
得意なことも違う。
性格も違う。
だから、同じように育てても、同じ道を歩くわけではありません。
長男は大学受験を経て、京都大学へ。
次男は高校2年生になり、これから大学受験を迎えます。
そして末っ子は、まだまだこれから。
それぞれの子どもが、
「自分は何が好きなんだろう?」
「何をやってみたいんだろう?」
と考えながら、自分の道を見つけていってくれたらいい。
そしてとことん、好きなことには時間を費やして、学んで欲しい。
親としては、それだけです。
高いプレゼントじゃなくてもいい
子どもへの教育というと、
「塾に行かせないと」
「英語を習わせないと」
「いい教材を買わないと」
と考えてしまうことがあります。
もちろん、必要なときに必要な環境を用意することは大切です!
でも、学びのきっかけは、もっと身近なところにもあります。
一緒に本を読む。
図鑑を買ってあげる。
子どもの「なんで?」にとことん、付き合う。
(これは大きくなった今でも続けています)
博物館へ行く。
知らない場所へ出かける。
子どもが夢中になっていることを否定しない。
そんな小さなことも、全部が「学び」につながっていくと考えています。
あのときのプレゼントは、今も残っている
子どもが小さい頃に買ったおもちゃは、もうほとんど残っていません。
でも、
一緒に読んだ本。
一緒に行った場所。
一緒に考えたこと。
失敗して、もう一度やってみた経験。
そういうものは、きっと子どもの中に残っています。
大きくなった今でも、私が忘れていたことも。w
子供達は「あの時~してくれたやん」と返してくれます。
そして、それが記憶がいつか、
「自分で考えて、自分で選ぶ力」
になっていくのかもしれません。
親が贈れる「未来へのプレゼント」
子どもの未来を、親が決めることはできません。
どんな仕事に就くのか。
どこで暮らすのか。
どんな人生を歩むのか。
それは子ども自身が決めていくものです。
サポートしてあげたい気持ちは重々承知です。
私もそうです。
でも、子供達の自立に向けて
親ができるのは、
未来を決めてあげることではなく、未来を選べる力を育ててあげること。
私は、学びにはそんな力があると思っています。
最後に
子どもが小さい頃は、
「喜ぶ顔が見たい」
そんな気持ちでプレゼントを選んでいました。
もちろん、今でも子どもの喜ぶ顔は大好きです。
でも、子どもが大きくなった今は思います。
物として残らなくても、
その子の人生のどこかで役に立つものを渡せたらいいな、と。
「知るって楽しい」
「やってみるって面白い」
「分からないことを調べてみよう」
そんな気持ちを、子どもたちにプレゼントできたらと考えています。
それは、もしかすると一生のプレゼントになるのかもしれません。

コメント