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「〇〇ちゃん、塾に行き始めたらしいよ」
中学生になると、こんな話を聞くことが増えますよね。
「そろそろ、うちも行った方がいいのかな?」
「でも、集団塾と個別指導、どっちが合うんだろう?」
私も、子どもたちの勉強方法を考えるときには、いろいろ迷いました。
わが家の長男は、中1・中2では進研ゼミを使いながら家で勉強し、
中3になる春休みから塾に通いました。
でも、この経験があるからといって、下の子にも同じ方法が合うとは限らなくて。
兄弟でも、性格も、勉強の進め方も違うんですよね。

だから私は、塾を選ぶときには、
「今、この子は何に困っているんだろう?」
というところから考えたいと思っています。
この記事では、塾選びで見ておきたいことを、
わが家の経験も交えながらまとめました。
塾にするか、通信教育にするか、もう少し家で勉強を続けるか。
迷っているご家庭の参考になればうれしいです。
※体験談は、あくまでわが家の場合です。
授業やサポートの内容は、教室・サービスによって異なります。
塾を探す前に「何に困っている?」を聞いてみる
塾を探し始めると、評判や合格実績、料金が気になりますよね。
私も、気になります(笑)
ただ、「成績を上げたい」と思っていても、
そのために助けてほしいことは、子どもによって違います。
- 授業で分からなかったところを教えてほしい
- テスト前、何から勉強したらいいか分からない
- 志望校に向けて、もう少し難しい問題にも取り組みたい
- 家ではなかなか勉強を始められない
- 計画は立てても、思うように進められない
例えば、分からない問題で止まってしまう子なら、質問しやすいことが大切かもしれません。
家ではついほかのことをしてしまう子なら、自習室など、
勉強する場所があると取り組みやすいかもしれません。
親は「この教科が心配」と思っていても、本人は別のところで困っていることもありそうです。
まずは、
「今、勉強で困ってることってある?」
と聞いてみる。
そこが分かると、塾の面談でも相談しやすくなると思います。
集団塾・個別指導・通信教育、どんな違いがある?
ひとことで「塾」といっても、授業の受け方はいろいろあります。
通信教育や、学校の教材を使った家庭学習も含めて、ざっくり比べるとこんな感じです。
| 勉強方法 | 学び方の目安 | 見ておきたいこと |
| 集団塾 | 複数の子が同じ授業を受ける | 授業の速さ、クラス分け、質問できる時間 |
| 個別指導塾 | 一人ひとりに合わせて進める方式がある | 先生1人が見る生徒数、教え方、担当の先生 |
| オンライン指導・映像授業 | 家などで授業や解説を受ける | ライブか録画か、質問方法、進み具合を見てもらえるか |
| 通信教育 | 届いたり配信されたりする教材で学ぶ | 教材の量や難しさ、質問・添削、使う端末 |
| 学校教材・市販教材での家庭学習 | 自分で教材や予定を決めて進める | 何をいつやるか、分からない問題をどうするか |
※同じ種類でも、教室やサービスによって内容は違います。
比較するときの目安として見てください。
集団塾は、授業のペースと質問のしやすさを
周りの子が勉強していると、「自分も頑張ろう」と思える子もいると思います。
ただ、授業の速さや説明の仕方が合うかは、受けてみないと分からないところもありますよね。
体験授業では、本人がどう感じたかを聞いてみたいです。
「集団だと質問しにくいかな?」と気になる場合は、授業の前後に聞けるのか、分からなかったときにどう助けてもらえるのかも、教室で聞いてみてください。
個別指導は、実際の授業の形を聞いてみる
苦手なところに戻って教えてほしい。教科ごとに進め方を相談したい。
そんなときには、個別指導も候補になると思います。
ただ、「個別」と書いてあっても、先生と生徒が1対1とは限りません。
先生1人で何人の生徒を見るのか。
説明を受ける時間と、自分で解く時間はどんなふうに分かれているのか。
名前だけで選ばず、実際の授業をイメージできると安心ですね。
通信教育は、家で取り組む時間を考えてみる
自分のペースで勉強したい子には、通信教育や家庭学習も選択肢です。
わが家の長男も、中1・中2は進研ゼミを利用していました。
ただ、教材を用意したら、それだけで勉強が進むわけではないんですよね。
「いつ使う?」
「分からない問題があったら、どうする?」
申し込む前に、そこまで親子で考えてみるとよさそうです。
通信教育については、こちらの記事でも詳しく書いています。
👉中学生の通信教育、どう選ぶ?塾と迷ったときに考えたいこと
中学生の塾選びで見ておきたい6つのポイント
① 今、助けてほしい勉強を見てもらえる?
学校の授業をもう一度説明してほしいのか。定期テストの勉強を相談したいのか。
高校受験に向けた対策をしたいのか。
同じ「中学生向けの塾」でも、力を入れているところは違います。
面談では、今の困りごとを伝えて、
「こういう場合、どんなふうに勉強を進めてもらえますか?」
と聞いてみると、通った後のイメージが持ちやすいと思います。
② 授業と宿題、今の生活で続けられそう?
体験授業を受けたら、
「説明は分かりやすかった?」
「自分でも問題を解けそう?」
と聞いてみたいですね。
それから、宿題の量も気になるところです。
学校の課題もあるし、部活もある。
帰ってきたら、ごはんもお風呂もあります、休憩もします(笑)。
宿題にどれくらい時間がかかるのか、終わらなかったときはどうするのか。
一週間の生活に入れてみると、続けられそうか考えやすくなります。
③ 分からないとき、先生に聞けそう?
私自身、子どもの勉強が難しくなるにつれて、
「ごめん、これはお母さんも分からない……」
となることが増えました(笑)。
だから、分からないところを聞ける相手がいるのは、親としてもありがたいです。
でも、「質問できます」と書いてあっても、いつ、どうやって聞けるのかは知っておきたいですよね。
授業中? 授業の後? 別の日でも大丈夫?
そして、本人が先生に話しかけやすそうか。
質問できる仕組みと、実際に聞けそうな雰囲気。両方を見ておきたいと思います。
④ 通いやすい? 自習室は使えそう?
家からの近さも大切ですが、帰ってくる時間も気になります。
部活の後に間に合うのか。授業が終わってから、安全に帰れそうか。
送迎が必要なら、家族の予定と合わせられそうか。
毎週のことなので、無理なく通えるかは考えておきたいですね。
自習室を使いたい場合は、開いている曜日や時間も聞いてみてください。
「自習室があるからよさそう」と思っても、本人が行ける時間に使えなければ、使う機会が少なくなってしまいます。
⑤ 月謝以外に、どれくらいかかる?
塾代は、月謝だけを見ていると分かりにくいことがあります。
教材費、模試代、設備費、季節講習費などが別に必要な場合もあります。
私なら、
「一年間で、だいたいどれくらいかかりますか?」
と聞いておきたいです。
季節講習は必ず受けるものなのか、学年や科目数が変わると料金も変わるのか。
家計と相談しながら続けるためにも、最初に知っておけると安心ですね。
わが家の長男の高校受験にかかった費用は、こちらにまとめています。当時のわが家の支出なので、今の塾の料金とは分けて読んでもらえたらと思います。
⑥ 本人は、どう感じた?
親が「ここ、よさそう!」と思っても、本人は違う感想を持っているかもしれません。
実際に通うのは子どもなので、体験した後の気持ちは聞いておきたいです。
- 先生の説明、どうだった?
- 分からないときに聞けそうだった?
- 授業の速さは、自分に合っていそう?
- 宿題も含めて、続けられそう?
「どうだった?」だけでは「普通」と返ってくることもありそうなので、
少し具体的に聞いてみるのもよさそうです。
すぐに決められなくても、気になるところをもう一度教室に聞いてから考えていいと思います。
わが家も、途中で勉強方法を変えてきました
長男は、中1・中2の通信教育から、中3で塾へ切り替えました。
だからといって、どの子も中3から塾でよい、という話ではありません。
私がこの経験から感じたのは、
そのときの子どもに合わせて、勉強方法を変えてもいい。
ということです。
家で取り組めている時期もあれば、誰かに相談したいことが増える時期もあります。
志望校が決まって、必要な勉強が変わることもありますよね。
最初に選んだ方法を、ずっと続けなければいけないわけではないと思っています。
「今のやり方、どう?」
「困ってることはない?」
ときどき、そんなふうに話しながら考えていけたらいいなと思います。
大阪の文理学科を目指すご家庭向けには、塾を考えるタイミングについて、こちらにも書いています。
家庭学習を続ける、という選び方もある
塾を調べたうえで、「今は家での勉強を続けよう」と決めることもあると思います。
学校のワークを中心に進める。苦手なところは市販の問題集で復習する。通信教育を取り入れる。
組み合わせ方はいろいろあります。
家で勉強する場合も、分からない問題がそのままになっていないか、困ったときに聞ける相手や方法があるかは、気にしておきたいですね。
長男も中3からは塾を利用したので、わが家の経験だけで「家庭学習だけで高校受験まで大丈夫」とは言えません。
家庭学習と塾について、わが家がどう考えたかはこちらにまとめています。
👉高校受験は塾なしでもできる?家庭学習・通信教育という選択肢
通信教育が気になるなら、まず教材を見てみる
通信教育には、進研ゼミやZ会などの選択肢があります。
進研ゼミ中学講座では、定期テスト対策や高校受験に向けたサポートが紹介されています。
Z会にも、高校受験を予定している中学生向けのコースがあります。
この部分は公式サイトをもとにした紹介です。長男が使っていた進研ゼミは当時の教材なので、今の教材を使った感想とは分けて読んでください。
検討するときは、体験教材や公式サイトを親子で見ながら、
「この問題、取り組めそう?」
「毎日、どの時間に使おうか?」
と話してみるのもいいと思います。
教材の難しさや量、使う端末、質問・添削の仕組み、
料金や受講条件も見ておくと、選びやすくなります。
👇我が家の定期テスト対策の方法はこちら

👉中学生のためのZ会
合わないと感じたら、また一緒に考えればいい
始めてみたものの、思うように勉強が進まない。
そんなこともあると思います。
親としては、「せっかく申し込んだのに」と言いたくなる気持ちもありますよね。
でも、そこで「やる気がないから」と決めてしまう前に、何が難しいのかを聞いてみたいです。
授業が難しいのか。宿題が多くて時間が足りないのか。
質問できずに止まっているのか。通うだけで疲れてしまうのか。
理由が分かれば、先生に相談したり、科目や予定を調整したりできるかもしれません。
別の方法を考える場合も、
変更や退会の期限・費用を見てから、次にどう勉強するかを一緒に考えたいですね。
最初からぴったりの方法を選べなくても、使ってみたから分かることはあります。
その経験を、次に生かせたらいいと思っています。
まとめ|「うちの子にはどうかな?」を大切にしたい
中学生の塾選びでは、評判や合格実績、料金も気になります。
それと一緒に、
今の子どもが何に困っているのか、
どんな場所なら取り組みやすいのかも考えたいです。
助けてほしい勉強を見てもらえるか。
授業や宿題は続けられそうか。
質問しやすいか。
通いやすいか。
費用はどうか。
そして、本人はどう感じたか。
この6つを、親子で話しながら見てみてください。
わが家も、通信教育から塾へと勉強方法を変えてきました。
兄弟でも違うし、同じ子でも成長すると変わります。
親も迷いながらでいいと思っています。
そのときの子どもの話を聞いて、一緒に考えていく。
塾にするご家庭にも、
通信教育や家庭学習を続けるご家庭にも、この記事が少しでも参考になればうれしいです。
参考資料


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