大阪府の文理学科を第一志望にすると、
次に悩むのが、
「併願する私立高校をどうするか」
ではないでしょうか。
わが家も、
公立高校を第一志望にしていたので、
私立高校は併願で受験しました。
当時は、
「併願だから、ある程度安全な学校を選べばいいのかな」
と思ったこともあります。
でも実際に考え始めると、
偏差値だけでは決められませんでした。

もし公立が不合格だったら、
その私立高校に本当に通うことになります。
だからこそ、
「滑り止めだからどこでもいい」ではなく、合格したら通える学校を選ぶこと
を大切にしました。
今回は、
文理学科を目指したわが家が、
併願する私立高校を決めるときに見ていたことをまとめます。
※入試制度や募集内容は年度・学校によって変わるため、
最新情報は大阪府や各私立高校の公式情報をご確認ください。
大阪の高校受験では、私立を先に受験しました
大阪府では、
私立高校の入試が公立高校の一般選抜より先に行われます。
令和9年度の大阪府内私立高校入試は、
2027年2月10日が初日と案内されています。(大阪私立学校連合会)
一方、大阪府公立高校の文理学科は、
一般入学者選抜の対象です。
大阪府の一般入学者選抜では、
原則として1校1学科等への出願となっています。(大阪府公式サイト)
わが家の場合は
長男:私立高校を3校受験し、
その後に第一志望の公立高校を受験しました。
↑このお話は後程(^^)/
次男:私立高校1校
その後に第一志望の公立高校を受験しました。
併願私立は「公立に落ちたときに通えるか」で考えた
併願校を考えるとき、
最初に私が意識したのは、
「本当にここへ通うことになっても大丈夫か」
ということでした。
公立高校が第一志望だと、
どうしても私立は、
「滑り止め」
という感覚になりがちです。
でも、
受験する以上、
実際に通う可能性があります。
だから、
「合格できそうか」だけではなく、
「進学することになっても本人が納得できるか」
まで考えるようにしました。
-
偏差値だけでは決めなかった
併願校を探し始めると、
まず目に入るのが偏差値です。
私ももちろん参考にしました。
ただ、
偏差値だけで決めるのは違うと思いました。
同じくらいの学力帯でも、
学校によって、
校風。
授業の進め方。
進学への考え方。
コース。
部活動。
通学時間。
かなり違います。
特に私立高校は、
同じ学校の中でも複数のコースがあることがあります。
学校名だけではなく、
「どのコースを受験するのか」
まで確認しました。
-
「安全圏」だけを考えすぎないようにした
併願私立となると、
「絶対に合格できそうなところを」
と思います。
もちろん、公立第一志望なら、
私立の合格を確保しておきたい気持ちはありました。
ただ、
安全性だけを優先しすぎて、
本人が全く行きたいと思えない学校を選ぶのも違うと思いました。
もし公立が不合格だったら、
そこから3年間通うことになります。
だから、
合格可能性と、通いたいと思えるかの両方
を見るようにしました。
-
通学時間はかなり大事だった
高校選びで、
わが家が実際に重視したのが通学時間です。
学校案内を見ているだけでは、
「電車で○分」
くらいにしか感じません。
でも、
自宅から駅まで。
乗り換え。
駅から学校まで。
朝の混雑。
部活後の帰宅。
まで考えると、
毎日の負担は変わります。
公立高校選びでも感じましたが、
3年間ほぼ毎日通う場所だからこそ、通学は軽く見ない方がいい
と思いました。
気になる学校は、
可能なら一度、
実際の通学時間帯に近い時間で行ってみるのもおすすめです。
-
学校名より「コース」を確認した
私立高校を見ていて、
公立高校との違いを感じたのが、
コースの多さでした。
同じ高校でも、
難関国公立大学を目指すコース。
私立大学進学を中心に考えるコース。
文系・理系に分かれるコース。
内部進学の選択肢がある学校。
など、
内容が違うことがあります。
そのため、
「この高校なら大丈夫」
ではなく、
希望するコースで、どんな高校生活になるのか
を見るようにしました。
-
大学進学の方向性も確認した
文理学科を目指している家庭の場合、
高校卒業後の大学進学まで考えている方も多いと思います。
わが家も、
私立高校を選ぶときには、
大学進学について確認しました。
国公立大学への進学をどのくらい意識している学校なのか。
私立大学への推薦枠にはどんなものがあるのか。
学校の授業だけで大学受験を目指すのか。
塾や予備校との併用が多いのか。
もちろん、
高校入学時点で大学まで決める必要はありません。
でも、
本人が考えている進路と、
学校の方向性が大きく違わないかは見ておきました。
-
学校説明会は、できれば本人と一緒に行く
パンフレットやホームページだけでは、
分からないことがあります。
校舎。
先生。
在校生。
学校全体の雰囲気。
通学経路。
実際に学校へ行くと、
本人が感じることもあります。
「ここならいいかも」
と思うこともあれば、
「思っていた感じと違う」
となることもあります。
だから、
併願校であっても、
できるだけ本人と一緒に見に行くようにしました。
わが家の場合は長男の時に、塾が行った複数の私立高校の説明会に
参加し、また別の用事で出かけた際に、学校の場所を確認しました。
私立高校の説明会・オープンスクール情報は、
大阪私立中学校高等学校連合会でも年度ごとに案内されています。(大阪私立学校連合会)
-
個別相談で聞けることは確認した
私立高校の説明会では、
個別相談が設けられていることもあります。
わが家では、
分からないことがあれば、
その場で確認するようにしていました。
受験するコース。
入試について。
併願で受験する場合の考え方。
入学後のクラスやコース。
大学進学。
などです。
交通の便で不安だった学校があり、ネットでは詳細が分からなかったため
学校に問い合わせをした事もあります。
きちんと状況を把握した上でとても丁寧にご返答頂き、
前向きにそちらの学校を検討させていだきました。
ただし、
合格可能性に関する扱いや相談方法は学校によって異なります。
「去年はこうだったから今年も同じ」
とは考えず、
その年度の学校説明会や募集要項で確認するのが安心です。
-
塾の意見は聞く。でも最後は家庭で決めた
高校受験では、
塾から併願校を提案してもらうこともあると思います。
わが家も、
塾の先生の意見は参考にしました。
毎年多くの受験生を見ているので、
成績や過去の状況から、
候補を考えてもらえるのは助かります。
でも、
「塾がここを勧めたから」
だけでは決めませんでした。
実際に3年間通うのは子どもです。
通学するのも、
その学校で生活するのも本人。
だから、
塾の情報を参考にしながら、
最後は本人と家庭で決めました。
-
受験校数も、兄弟で同じではありませんでした
ちなみに、わが家でも受験校数は兄弟で違いました。
長男のときは、
大阪・奈良・和歌山の私立高校を受験しました。
初めての高校受験だったこともあり、
親としても、
「もう少し受けておいた方が安心かな」
と考えることが多かったように思います。
一方、
次男の高校受験では、
私立高校は大阪のみ。
一度高校受験を経験していたこともあって、
親の私も少し落ち着いて考えられるようになっていました。
だから、
「何校受けるのが正解」
ではなく、
その子の志望校や学力、
通学できる範囲、
家庭の考え方によって、
受験校数は変わるものだと思っています。
-
「公立に受かる前提」で選ばない
併願校選びで、
今振り返って一番大切だったと思うのは、
これです。
第一志望の公立に受かる前提で、私立を選ばないこと。
「まあ、公立に行くと思うから」
と思ってしまうと、
私立高校をあまり詳しく見なくなることがあります。
でも、
高校受験に絶対はありません。
だから、
私立もひとつの進学先として、
きちんと見る。
その上で、
「どちらに進むことになっても大丈夫」
と思える状態にしておく。
わが家では、
それが親子の安心にもつながりました。
文理学科志望でも、併願校の選び方は家庭によって違う
「文理学科を受けるなら、
私立はどこを受けるのが普通ですか?」
と気になることもあると思います。
でも、
同じ文理学科志望でも、
住んでいる地域。
通学できる範囲。
本人の学力。
希望する大学。
校風の好み。
私立高校に何を求めるか。
で候補は変わります。
だから私は、
特定の学校を
「文理学科の併願ならここ」
と一括りにはできないと思っています。
大切なのは、
本人にとっての併願校を探すこと
ではないでしょうか。
わが家が併願校を決めるときに見たポイント
まとめると、
わが家では、
- 合格したら本当に通えるか
- 通学時間に無理はないか
- 本人が学校を嫌がっていないか
- 希望するコースの内容
- 大学進学の方向性
- 校風や学校の雰囲気
- 合格可能性
- 費用
などを見ていました。
全部が完璧な学校を探したわけではありません。
「ここなら大丈夫」
と、
親子で納得できるところを探した感じです。
私立高校の学費も確認しておきたい
併願校を決めるとき、
もうひとつ忘れたくないのが費用です。
入学金。
授業料。
制服。
教材。
行事。
交通費。
など、
実際に進学することになった場合、
どのくらい必要なのか。
公立第一志望でも、
一度は確認しておいた方が安心です。
私立高校では学校によって納付金等が異なり、
大阪私立中学校高等学校連合会でも年度ごとの納付金情報が公開されています。(大阪私立学校連合会)
また、授業料支援などの制度は変更されることがあるので、
受験年度の最新情報を確認してください。
まとめ|併願私立は「もし通うことになっても大丈夫か」で選んだ
文理学科を第一志望にしていたわが家も、
併願する私立高校選びには悩みました。
偏差値。
合格可能性。
通学時間。
コース。
大学進学。
学費。
いろいろ見ました。
でも、
最後に考えたのは、
とてもシンプルでした。
もし第一志望の公立高校に届かなかったとき、
この学校なら本人が納得して通えるだろうか。
私立高校を、
ただの「滑り止め」ではなく、
もうひとつの進学先として考える。
わが家では、
それが併願校を決めるときの基準になりました。
高校選びに、
家庭共通の正解はないと思います。
だからこそ、
偏差値や周りの評判だけではなく、
実際に学校を見て、
本人と話して、
「ここなら」と思える学校を選ぶ。
これから併願校を考える方にとって、
わが家の経験がひとつの参考になればうれしいです。
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