共通テスト1週間前、親の私がインフルエンザに。受験生を守るために家でやったこと
共通テストまで、あと1週間。
そんな時期に、私がインフルエンザA型にかかりました。
「よりによって、今?」
もちろん、最初に頭に浮かんだのは、
自分の体調よりも、受験生だった長男のことでした。
自分の体調なんてどうでもいいです。
ここまで体調を崩さずに頑張ってきたのに、もし私からうつしてしまったらどうしよう。
実はわが家では、受験が近づいた11月頃から、
家族全員、予防接種を受けて普段の生活も
家族みんなでかなり気をつけて生活していました。

それでも、共通テスト7日前に私がインフルエンザに。
この記事では、共通テスト1週間前に親の私がインフルエンザA型にかかったとき、
受験生にうつさないためにわが家でどう過ごしたのかを書いてみます。
インフルエンザの医学的な対策を解説する記事ではなく、あくまでわが家の体験談です。
同じように、
「受験直前なのに家族がインフルエンザになってしまった」
と不安になっている方の参考になればうれしいです。
11月頃から、家族みんなで感染症対策
共通テストが近づくにつれて、わが家では少しずつ感染症対策を強めていました。
11月頃からは、できるだけ人混みを避けるように。
私と主人は、必要最低限の買い物以外の外出をできるだけ減らしました。
スーパーなど必要な場所には行きますが、できるだけ人の多い場所には行かない。
電車に乗ることも避けていました。
そして家族全員、帰宅したらまず玄関でアルコール消毒。
そのあと手洗い、うがいをして、できるだけ早めにお風呂へ。
外から帰ってきた服装での室内移動を最短にしていました。
今振り返ると、
「そこまでしなくてもよかったのかな」
と思う部分もあります。
でも当時は、
「ここまで頑張ってきたんだから、体調だけは崩さず本番を迎えてほしい」
という気持ちが強くありました。
できることは、できる範囲でやっておこう!!
そんな気持ちで、家族みんなで続けていました。
受験直前になると、感染症対策だけではなく、
持ち物や当日の動きなど、親が準備できることも増えてきます。
わが家が大学受験期に「親としてできること」を考えてきたことは、
👇こちらの記事にもまとめています。

それでも、共通テスト7日前に発症
そんな生活を続けていた中で、共通テストの7日前。
私が体調を崩しました。
受験直前だったこともあり、様子を見ることはせず、すぐに受診しました。
検査の結果は、
インフルエンザA型。
結果を聞いた瞬間、
「え……」
となりました。
どこにも出かけてはいない。
かなり気をつけていたつもりだったからです。
そして何より、
「長男にうつっていたらどうしよう」
という不安が一気に大きくなりました。
共通テストまで、あと7日。
受験までの日数を数えると、本当に焦りました。
その2日前、義父と5分ほど話していた
私がインフルエンザと診断される2日前のことです。
義父の様子がおかしく、
「呂律が回っていないような気がする」
ということで、少し相談に乗ることがありました。
私は念の為マスクを2重にしていて、話した時間は5分ほど。
その後も手洗いうがいを徹底して、
長時間一緒にいたわけではありませんでした。
そして、その翌日。
義父がインフルエンザと診断されました。
そのさらに翌日に、今度は私がインフルエンザA型と診断されました。
ただ、私がどこで感染したのかは分かりません。
義父との短い会話がきっかけだったのか、それとも別の場所で感染したのか。
感染経路を特定することはできません。
ただ、
人混みを避けていた。
電車にも乗らないようにしていた。
帰宅後の消毒や手洗いもしていた。
それでも感染することはあるんだ、と実感しました。
かなり気をつけていた分、正直ショックでした。
発症後4日間は、トイレ以外ほぼ個室で過ごした
インフルエンザと分かってから、私はできるだけ家族との接触を避けることにしました。
発症後4日間は、トイレ以外ではほとんど小さな個室から出ませんでした。
家族と同じ空間で過ごすこともやめました。
トイレに行くときもマスクを二重にして、部屋から出る前にはアルコール消毒。
できるだけ家の中を動き回らないようにしていました。
今振り返ると、かなり徹底していたと思います。
受験生である長男、次男の帰宅前は全部屋の喚起もしました。
でも、そのときは、
「長男にだけはうつしたくない」
その気持ちが一番でした。
もちろん、すべての家庭で同じことができるわけではないと思います。
部屋数や家族構成、生活環境によっても違います。
わが家では個室で過ごせる環境があったので、できる限り接触を減らす方法をとりました。
※ここで書いているのは、あくまでわが家が実際に行ったことです。
インフルエンザの療養や感染対策については、医療機関や公的機関の最新情報を確認してください。
長男の夜ご飯は、しばらく外食に
困ったのが、食事でした。
普段は私が用意していましたが、インフルエンザにかかっている間は、
できるだけ台所にも立たないようにしました。
そこで長男の夜ご飯は、外で食べてもらうことに。
行っていたのは、やよい軒です。
塾の帰りに食事をとってもらっていて、
やよい軒には一人の席もあり、なるべく人との接触を避けたかったので
大変助かりました。
毎日、バランスの良さそうな定食を選んで食べて帰ってきていました。
受験直前だったので、
「できればきちんとしたものを食べてほしい」
という気持ちはありました。
でも、私が無理をして料理をするよりも、
長男が外で温かい定食を食べて帰ってくる方が安心でした。
魚や肉、ご飯、汁物。
特別な「受験生メニュー」ではありません。
いつも通り、きちんと食事ができることを優先しました。
今思うと、
「受験生なのに外食で大丈夫かな」
と心配しすぎなくてよかったと思います。
そのときできる方法で、ちゃんと食べられれば十分でした。
食事を作れないことへの罪悪感もあった
正直にいうと、
「受験直前なのに、ご飯も作ってあげられない」
という気持ちはありました。
受験生の親として、何かしてあげなければ。
栄養のあるものを作らなければ。
そんなふうに思っていたからです。
でも、私がインフルエンザにかかっている以上、無理をして家の中を動く方がよくない。
そう割り切りました。
受験生のために親ができることは、
毎日ご飯を作ることだけではありません。
必要なときには距離をとること。
自分が無理をしないこと。
それも、受験生を守るためにできることだったと思います。
長男には、不安をぶつけないようにした
実は、私自身はかなり不安でした。
「もう感染しているんじゃないか」
「共通テスト当日に熱が出たらどうしよう」
考え始めると、いくらでも心配になります。
でも、その不安を長男にはなるべく見せないようにしました。
「体調大丈夫?」
「喉痛くない?」
「熱ない?」
何度も確認したくなります。
でも、できるだけ聞かない。
本人まで自分の体調を必要以上に気にし始めたら、余計に落ち着かなくなると思ったからです。
LINEで必要なことだけ伝えて、あとは普段通り。
共通テスト直前の長男には、勉強に集中できる環境を残しておきたかったのです。
わが家では大学受験期、子どもにいろいろ聞きすぎないことも意識していました。
👇受験生との距離感については、こちらの記事にも書いています。

勉強についても、いつも通り
親がインフルエンザになれば、家の中の空気はどうしても変わります。
でも、長男の勉強については口を出しませんでした。
「今日は何時間した?」
「集中できてる?」
「もう少しやった方がいいんじゃない?」
そんなことも言いませんでした。
共通テスト7日前。
ここまで来たら、勉強について親が何かする時期ではないと思っていました。
本人が自分で決めたペースで過ごせるようにする。
親ができるのは、その邪魔をしないこと。
受験直前は、それくらいでいいのかもしれません。
今思うのは「感染しない準備」だけでは足りなかった
受験前の感染症対策というと、
手洗い。
マスク。
人混みを避ける。
換気。
など、
「感染しないために何をするか」
ばかり考えていました。
でも、自分がインフルエンザになってみて、もうひとつ考えておけばよかったと思ったことがあります。
それは、
「家族の誰かが感染したらどうするか」
です。
感染した人はどこで過ごすのか。
受験生とどう距離をとるのか。
食事はどうするのか。
買い物は誰がするのか。
家に何を置いておくのか。
元気なうちに少し話しておくだけでも、いざというときの焦りは違うと思います。
わが家の場合は、長男の夕食を外食に切り替えることで、無理なく乗り切ることができました。
共通テスト当日は、お弁当を作ることができた
そして迎えた共通テスト当日。
私の体調も落ち着き、長男も無事に受験当日を迎えることができました。
この日は、いつも通りお弁当を作りました。
共通テスト1週間前にインフルエンザになったときは、
「当日、お弁当を作れるんだろうか」
と考える余裕さえありませんでした。
でも、結果的には当日の朝、いつも通り長男のお弁当を準備することができました。
特別豪華なお弁当にしたわけではありません。
普段食べ慣れているもの。
食べやすいもの。
受験の日だからといって大きく変えず、いつもの延長で用意しました。
あの朝、お弁当を作れたことに、私は少しほっとしたのを覚えています。
受験当日の朝は、起こし方や朝食、持ち物なども、できるだけ普段の延長になるようにしていました。
わが家が大学受験当日の朝にしていたことは、こちらの記事にまとめています。

また、実際に持たせたものや、親として準備しておいてよかったものはこちらにまとめています。

「ここまでしていたのに」と思った
受験生がいると、家族もかなり神経を使います。
私も、
人混みを避けて。
電車も避けて。
スーパーも必要最低限。
帰宅したら玄関でアルコール消毒。
手洗い、うがいをして、お風呂へ。
「できることはやっている」
と思っていました。
だからこそ、インフルエンザと分かったとき、
「ここまでしていたのに……」
という気持ちはありました。
でも、あとから考えると、どれだけ気をつけていても感染症を完全に防ぐのは難しいのだと思います。
受験期の親としてできるのは、
「絶対に感染しないこと」
だけではなく、
感染する可能性をできるだけ減らしながら、もし感染したときにどう動くかを考えておくこと。
この経験で、そのことを強く感じました。
共通テスト1週間前に親がインフルエンザになって思ったこと
共通テストまで、あと7日。
かなり気をつけて生活していたつもりの私が、インフルエンザA型になりました。
本当に、
「なんで今?」
と思いました。
でも、感染してしまったものは仕方ありません。
そこからは、
自分は個室で過ごす。
できるだけ長男との接触を減らす。
食事は無理に作らない。
家族に頼る。
そして、長男にはなるべく普段通り過ごしてもらう。
そのときできることを、ひとつずつやりました。
受験期は、どうしても、
「絶対に体調を崩さないように」
「万全の状態で受験させたい」
と思ってしまいます。
私もそうでした。
でも、何か起きたときに、その状況に合わせて動くことも、親にできることのひとつなのだと思います。
そして共通テスト当日。
私は、長男のお弁当を作って送り出すことができました。
1週間前には想像できなかった、いつもの朝でした。
感染症対策をしていても、思いがけないタイミングで体調を崩すことはあります。
もし今、
「受験直前なのに、家族がインフルエンザになってしまった」
と不安になっている方がいたら。
わが家にも、そんな共通テスト直前の1週間がありました。
この体験が、少しでも誰かの参考になればうれしいです。

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