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習い事、何が正解?3人育ててわかった「やってよかった」より大切だったこと

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習い事、何が正解?3人育ててわかった「やってよかった」より大切だったこと

子供の習い事。

「何をさせたらいいんだろう?」

「将来役に立つものを選んだ方がいい?」

「途中でやめたら、もったいない?」

子どもが小さい頃、私も何度も悩みました。

 

わが家には3人の子どもがいます。

これまで、

スイミング。

そろばん。

空手。

プログラミング。

ダンス。

 

子どもによって、いろいろな習い事を経験してきました。

 

長男はその後、京都大学へ進学。

次男は高校生になり、興味のある分野を自分で勉強するようになりました。

末っ子の長女は、今も好きな習い事を続けています。

 

でも今振り返っても、

「この習い事をしたから、この進路になった」

とは思っていません。

 

むしろ3人育てて感じるのは、

同じ習い事でも、合う子と合わない子がいる。

という、とてもシンプルなことでした。

 

この記事では、わが家の3人が実際に経験した習い事と、

今だから思う「習い事の選び方」について書いてみます。

長男はスイミング・そろばん・空手

長男はいくつかの習い事を経験しました。

3歳頃〜小学2年生頃|スイミング

スイミングは、本人から

「やりたい!」

と言い出したものではありませんでした。

親の判断で始めた習い事です。

それでも、嫌がることなく通っていました。

当時は、

「体を動かす習慣になればいいな」

くらいの気持ちでした。

長男はその後、受験期も長時間勉強する生活になりましたが、

「小さい頃にスイミングをしていたから受験を乗り切れた」

とまでは言えません。

ただ、幼い頃に定期的に体を動かす経験ができたことは、わが家ではやってよかったことのひとつでした。

小学4年生〜6年生|そろばん

長男が小学生の頃に習っていたのが、そろばんです。

週2回通い、3級まで取得しました。

これについては、長男本人が大きくなってから、

「計算が速くなったのは役立った」

と話していました。

これはあくまで本人の感想ですが、親としても、

「これは本人の中に残っているんだな」

と感じた習い事です。

ただ、だからといって、

「受験のためにはそろばんをした方がいい」

とは思っていません。

計算が得意になる方法は、そろばんだけではないからです。

長男には合っていた。

わが家では、そう捉えています。

小学5年生〜6年生|空手

空手は、

「少し自信をつけてほしい」

という主人の思いから始めました。

長男自身が強く希望したわけではありません。

結果として続けましたが、

「空手をやっていて本当によかった!」

と本人が今でも話すような習い事ではありません。

だから、

「やらせて正解だった」

とも、

「やらせなければよかった」

とも思っていません。

経験してみたからこそ、

「これはそこまで好きではなかったんだな」

と分かった。

それもひとつの経験だったと思っています。

長男に「一番好きだった習い事」を聞いてみたら

以前、長男に、

「小さい頃の習い事で、一番好きだったのは何?」

と聞いたことがあります。

返ってきた答えは、

「特にないw」

でした。

親としては、

「え、そうなん?」

という感じです。

当時はこちらも、

「これは将来役に立つかな」

「続けた方がいいかな」

といろいろ考えていました。

でも、本人からすると、

そこまで大きな意味を持つものではなかったのかもしれません。

この答えを聞いて、

親が感じている「やってよかった」と、
子ども本人が感じていることは、
必ずしも同じではないんだなと思いました。

次男は、同じ習い事でも反応が違った

次男も、長男と同じように空手やそろばんを経験しました。

でも、反応はかなり違いました。

空手については、

「痛いから嫌だった」

そろばんについても、

「好きではなかった」

というのが本人の感想。

同じ家庭で、

同じような習い事をさせても、

兄弟でここまで違うんだなと思いました。

上の子に合っていたからといって、
下の子にも合うとは限りません。

3人育てていると、これは本当によく感じます。

次男が「楽しかった」と言ったのはプログラミング

そんな次男が、

「楽しかった」

と言っていた習い事があります。

小学4年生頃から始めたプログラミングです。

マインクラフトを使いながら学ぶ教室で、遊びの延長のような感覚で通っていました。

当時は、

「これを将来の仕事につなげよう」

なんて考えていませんでした。

本人が楽しそうだから通う。

それだけです。

その後、一度プログラミング教室は卒業しました。

ところが高校生になってから、またパソコンへの興味が強くなりました。

現在は自分のパソコンでプログラミングを勉強することもあります。

小学生の頃の習い事が、今の興味に直接つながったのか。

それは分かりません。

本人がもともとそういう分野を好きだったから、プログラミング教室を楽しめた可能性もあります。

ただ、

「あのとき楽しいと思ったことを、今また自分からやっている」

その姿を見ると、

好きなものに出会うきっかけのひとつにはなったのかな、と思っています。

末っ子は「好きなもの」に絞った

3人目になると、親の考え方もずいぶん変わりました。

 

長男のときは、

「何を習わせたらいい?」

「将来役立つ?」

「続けた方がいい?」

と、かなり考えていた気がします。

 

でも、上の2人を見てきて、

「親が良さそうだと思ったものと、本人に合うものは違う」

と分かってきました。

 

そこで末っ子の長女は、

本人が本当に好きなものを中心にしました。

 

長く続いているのがダンスです。

本人が、

「もっと上手になりたい」

と思っているので、今も続けています。

親としては送迎もありますし、費用もかかります。

それでも、

自分から行きたい。

上手になりたい。

そう思えるものがあるなら、今はそれを応援したいと思っています。

3人育てて変わった「習い事を選ぶ基準」

長男が小さい頃は、

「将来役に立つか」

をかなり考えていました。

でも今は、少し違います。

 

わが家が見るようになったのは、

本人が興味を持っているか

いくら親が、

「これは将来役立ちそう」

と思っても、本人にまったく興味がなければ続けるのは大変です。

 

反対に、

「それが何の役に立つの?」

と思うようなことでも、本人が夢中になることがあります。

何につながるかは、あとにならないと分からないこともあります。

 

無理なく通えるか

習い事は、子どもだけの予定ではありません。

送迎。

曜日。

時間。

兄弟の予定。

親の仕事。

家庭全体に関わってきます。

 

長く続けるなら、

「通えるかどうか」

もかなり大切でした。

 

無理なスケジュールにすると、子どもだけでなく親もしんどくなります。

家計とのバランス

3人分となると、習い事の費用も大きくなります。

月謝だけではありません。

道具代。

発表会。

検定。

交通費。

場合によっては、いろいろな費用がかかります。

 

だから、

「やらせてあげたいもの全部」

ではなく、

その時々で家庭として無理のない範囲を考えるようになりました。

 

高い習い事だから良いとも思いません。

家計とのバランスをとりながら続けられることも、大事だと思っています。

 

本人が続けたいと思っているか

始めたからといって、

絶対に長く続けなければいけないとは思わなくなりました。

もちろん、

「今日は面倒だからやめる」

ですぐ辞めるということではありません。

 

でも、

しばらく続けても本人がまったく楽しめない。

 

別のことをやってみたい。

そういう場合は、見直してもいいと思っています。

「途中で辞めたら無駄」ではなかった

習い事を辞めると、

「ここまで続けたのにもったいない」

と思ってしまうことがあります。

 

私もありました。

でも今振り返ると、

途中でやめた習い事にも意味はありました。

 

向いていないと分かった。

自分が好きではないと分かった。

別のものに興味があると分かった。

それだけでも、子どもにとってはひとつの経験です。

 

私は今、

「辞めた=失敗」

とは考えていません。

習い事が受験に役立ったかは、正直分からない

長男はその後、京都大学へ進学しました。

 

次男も高校で自分の進路を考えています。

 

だからといって、

スイミングをしたから。

そろばんをしたから。

プログラミングをしたから。

それが進学の結果につながったとは言えません。

 

長男本人が、

「そろばんで計算が速くなったのは役立った」

と感じているものはあります。

 

でも、それは本人の実感です。

 

受験には、学校での勉強、家庭学習、塾、本人の努力など、たくさんのことが関わっています。

特定の習い事だけを、

「これをやれば受験に有利」

と考える必要はないと思っています。

 

「何を習わせるか」より大切だったこと

3人の子育てを振り返ってみると、

「結局、何を習わせるのが正解だった?」

と聞かれても、ひとつには決められません。

 

長男には合ったけれど、
次男には合わなかったもの。

次男が夢中になったけれど、
長男は興味を持たなかったもの。

末っ子になって初めて、
親が肩の力を抜いて選べたもの。

本当にそれぞれです。

 

だから今、私が習い事を選ぶときに大事だと思うのは、

「将来役立つか」だけで決めないこと。

その子が今、

何に興味を持っているのか。

楽しそうにしているのか。

続けられそうなのか。

家庭として無理がないのか。

そこを見ることです。

習い事に「正解」はなかった

長男の習い事を選んでいた頃の私に、

今、何か言えるとしたら、

「そんなに正解を探さなくても大丈夫」

と言うと思います。

 

習い事が将来どうつながるかなんて、

そのときには分かりません。

 

好きだったものから離れることもある。

一度辞めたものに、何年後かにまた興味を持つこともある。

何も残っていないように見える習い事もある。

 

それでも、

「やってみた」

という経験は残ります。

 

親ができるのは、

子どもにいろいろな世界があることを見せて、

興味を持ったときに、

「やってみる?」

と選択肢を渡すことくらいなのかもしれません。

 

3人育ててきた今、

習い事は、

「将来のために何を身につけさせるか」

より、

「その子が何を好きになるのかを知る時間」

だったように思っています。

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